【事例紹介】はぐくみプロジェクト・はぐくむニーサ（三井住友DSアセットマネジメント様）

はぐくみプロジェクトとは、投資家の皆様から頂いた運用管理費用（信託報酬）より、⼀定額がこどもの未来応援基金に寄付されるスキームの総称です。
政府の中核となる戦略である「子育て支援」と「資産所得倍増プラン」を、地域金融機関などとともに推進するプロジェクトです。

はぐくみプロジェクトのスキームを持つファンドの第一弾 が「三井住友DS インカムバランスNISAファンド（成長投資型）/（予想分配金提示型）愛称：はぐくむニーサ」です。
2024年1月から始まった新NISAに合わせて設定されたこちらのファンドは、投資を通じて「長期の資産形成」と「子育て支援」の2つの実現を目指しています。
当ファンドは、三井住友DSアセットマネジメント様が自社運用する実績あるアクティブファンド（いわば看板ファンド）をマザーファンドとして組入れているため、新規設定ファンドながら、各マザーファンドベースではしっかりとした運用実績を持つ、安心できるファンドです。

新ファンドの設定と寄付スキーム誕生をきっかけに、より多くの人にアプローチするために紙の販売用資料だけでなくWebのランディングページの制作が決定したそうです。

今回は、「はぐくみプロジェクト」と「はぐくむニーサ」のメインビジュアルとWebサイトの制作、販売用資料のデザインをアイフィスにご依頼いただきました。

「周りの大人からの支援によって育てられたこどもたちが、成長して大人になってから育てる側としてこどもたちを支援する」というストーリーラインを設計し、こども時代から孫を持つ年代まで移り変わる様子をスライドバナー形式で表現しました。

赤ちゃんから小学生、高校生へと成長し、社会人になり、家族が増え、孫と過ごす穏やかな老後の姿までをわずか6枚の画像で分かりやすく構成。 育てられる側のこどもから、こどもを育て、支援をする大人、そして次世代へと立場が変わっていくストーリー仕立てになっています。
こども時代の「多くの人にはぐくまれた」から、大人になって「次は私がはぐくむ」という写真内のワードには、支援のバトンが次の世代に受け継がれたことを表しています。

「はぐくみプロジェクト」のロゴは植物の根のようなイメージで作成しました。
文字の丸く太い部分は栄養（寄付を含む支援の力）を意味しており、この部分から栄養が行き渡り成長し、最後の「ト」まで流れていくと、また頭文字の「は」に繋がるようになっています。
栄養を次へ送り出していくことと、こどもが大人へと成長し、新たな生命をはぐくんでいくという循環の様子を表しています。

全体的に優しいイメージを意識し、ロゴから始まり、小さなこどもから写真が切り替わって歳を重ねていく人の様子から、人生に寄り添っていく印象になるよう制作しました。
上部の「資産も未来もはぐくむ」というキャッチコピーもアイフィスで考えています。

全体を通してすっきりと見やすく洗練されたページを意識して仕上げました。
コンテンツも多くを詰め込み過ぎず、訪問いただいた方に情報をわかりやすく伝えられるよう意識しています。
はぐくむニーサのWebページと相互に導線を作ることで興味を持ったユーザーが遷移しやすいようにしました。

愛称の「はぐくむ」というキーワードから、眩しい太陽の光に向かってグングンと育つ新芽をモチーフにしました。
上に向かって伸びていくさまは、当ファンドを通じた資産の飛躍をイメージできるようにしました。
青空は三井住友DSアセットマネジメント様のカラーである青をイメージし、グラデーションでインパクトを出しています。

三井住友DSアセットマネジメント様からいただいた構成案を元に情報を精査し、こちらでも追加を行い、よりわかりやすいコンテンツ、レイアウトを心がけました。
また、ランディングページは、販売用資料を元にアイフィスにてWeb向けにコンテンツを取捨選択して掲載を行いました。

アイフィスでは従来のグラフィック制作と連動したWebページの制作や動画もセットで制作を承っています。
各ツールの特性を活かした魅力ある表現方法で、Webだからこその伝え方や、動きと連動した魅力ある表現方法で想いを伝えるコンテンツ作りのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談くださいね。