麻布台ヒルズはアートの宝庫！2/9にオープンしたチームラボボーダレスに行ってみたらすごかった！
アイフィスのビルのすぐ隣にある話題の麻布台ヒルズ。
おしゃれな商業施設というだけでなく、いたるところに著名なアートが隠れているのはご存知ですか？
今回は2/9にオープンしたばかりのチームラボボーダレスの様子をレポートするとともに、麻布台ヒルズの施設内にあるアート作品もご紹介します。
1.チームラボとは？
2.チームラボボーダレスを体験！
早速体験してきたチームラボボーダレスの様子をご紹介します。
エントランスからすごい！
入口の天井には巨大なロゴが斜めにプリントされています。
これだけでも迫力がありますが、少し進んだ先の地面(ピンクの矢印が指している辺り）に×がついています。どうやら撮影ポイントのようです。
肉眼では分からないのですが、ここから撮影してみると…おおお！斜めだったロゴが正面にまるで浮かんでいるかのように写っている！
入口から早くも楽しませてくれる粋なトリックアート…！
中はとても快適な室温なので、上着と大きな荷物は入場前に無料ロッカーに入れて、できるだけ身軽な格好で行くのがオススメです。
さあ！いざチームラボを体験開始です！
最初は美しい花が咲き乱れる空間
チームラボといえば部屋一面に花が咲き乱れるこの光景！ そしてとってもいい香りが広がっています。
ゆっくりと色や花が変わるので、次はどんな景色になるのか気になって最初のエリアですでに釘付け状態に。
そして、撮影してみると目で見た光景と写真になった色が異なることに驚きます。
通常であれば、写真よりも肉眼で見た実物の方が良かった、というケースがほとんどのはず。しかしチームラボは違います。
目で見た時の美しい世界とはまた別の、より鮮明な色彩の写真や動画として残るので、新たな作品として楽しめますよ。
巨大な空間で圧倒される
どこに何の部屋があるのかもわからないまま通路を歩いて迷い込んだのがこちらの巨大空間。
とにかく広い！天井が高い！そして壁から地面まで一体となり一面にアートが流れ込む圧巻のエリアです。
流れ落ちる滝の壁や地面に触れると、まるで岩にぶつかった本物の水のように流れを変えるすごい作品！
さらに、そこから蕾が生まれゆっくりと花が咲いていくのも素晴らしい演出でした。
静寂の滝の情景から次第に満開の花へ、そして躍動感ある光の軌跡など、空間ががらりと変化していくアートはずっと見ていたくなります。
一面に広がる映像があまりにもリアルすぎて自分がどこを歩いているのか分からなくなるほどの完成度でした。
自分の作品が泳ぎ出す！？
続いては海の生物が泳いでいる「スケッチオーシャン」のエリア。この場所の生き物何か変…？と思ったら、自分が描いたイラストの生物が映像に飛び込んで泳いでくれるらしいです！
早速アイフィスの取材チームもイラストに挑戦！
好きな生物の輪郭が描いてあるフォーマットをもらい、席でクレヨンを使って好きな絵を描いていきます。
取材チームの1人が描いた愛社精神あふれるアイフィスロゴマーク入りのカメ！ロゴもカメの表情もクオリティが高いです。
描いた絵は出口の方でスタッフの方がスキャンしてくれるとすぐに海の中に登場します。
その一連の様子をとらえた貴重な？動画が撮れたので、ぜひともご覧ください！
筆者が描いたオレンジ頭のド派手クラゲとも一緒に泳いでる～！
しかもお気付きでしょうか？カメの身体が最初と違って反対に向いていて目も閉じていることに。
絵なのに目や口が閉じたり開いたり、身体を動かしたりと本物の海の生物のような動きをするんです！
自分の絵がまるで命を得たかのように泳ぎ出すので感動してしまいました。
他にも紹介しきれないエリアが盛りだくさん！
順路がないので暗い館内では「あれ？こんなところにも入口がある」と見逃しそうになるエリアがたくさんありました。
蒸気の煙に光を照射して絵を映し出していたり、音楽と光が連動した奥行きある演出があったり、部屋によって異なる香りが楽しめるなど、もたらされる演出は五感が刺激されるものばかりでした。
結局全てのエリアを回りきれたのかも分かっていません。もしかしたらまだ隠し部屋があったのかも…。
↑「Bubble Universe」は、世界初公開となる新作の一つ。時間と共に球体の中の光の色や動きが変化します。
↑天井から下まで光のツリーが無数にぶら下がる「Infinite Crystal World」。普通に撮影しただけなのに、まるでアート作品のような美しさです。
取材時は2時半ほど滞在しましたが、体感的にはあっという間でした。決まったルートがなく好きなエリアに何度も戻れるので、長時間楽しめると思いますよ。
ぜひみなさんもチームラボに行ってみてくださいね！
3.麻布台ヒルズはクリエイティブの宝庫！
ご紹介したチームラボ以外にも、あちこちにアート作品に触れられる麻布台ヒルズ。その一部をご紹介します。
パブリックアート
奈良美智 東京の森の子（2023）｜中央広場
ジャン・ワン Artificial Rock. No.109（2015）｜中央広場
曽根裕 石器時代の最後の夜（2017/2023）｜中央広場
オラファー・エリアソン 相互に繋がりあう瞬間が協和する周期（2023）｜森JPタワーオフィスロビー
ギャラリー
ガーデンプラザAにはギャラリーや展示スペースがあり、ギャラリーでは3/31まではオラファー・エリアソン展が開催されています。
また、「集英社マンガアートヘリテージ」は、マンガのカラー原画を高精細でスキャンしたデータをプリントし、アートブロックチェーンネットワークで保証した漫画作品を展示・抽選販売しています。こちらのギャラリーは無料で誰でも見ることができますよ。
プリントといえども活版印刷によって生み出される線の凹凸と鮮やかなカラーの発色は、まるで原画を見ているかのようなリアルさでした。
2/29まではONE PIECE、3/8からはBLEACHが始まるようです！
その他にも期間限定で落合陽一氏のデジタルアート作品の展示があったりと、クリエイティブが詰まっている麻布台ヒルズ。今後もどんな展示があるのか楽しみです。