生成AIのガチンコ勝負！話題のChatGPTとGoogle Bardはどっちが使える？
ChatGPTをはじめとする生成AIの躍進で、私達の生活は一変したといっても過言ではありません。
いまや個人利用のみならず、ビジネスでも積極的に活用する企業が増えてきました。
しかし、まだまだツールごとの違いやその活用リスクを把握しきれていないのが実情です。
そこで、今回のテーマはズバリ「ChatGPTとGoogle Bardの比較」。
同じ質問で回答結果がどのくらい違うのか、どちらが実用性のあるツールなのかを実際に検証してみました。
まだ一度も使ったことがない方も、ぜひこの記事を参考に試してみてくださいね。
1.そもそもChatGPTとGoogle Bardって何？
2.いざ勝負！ChatGPT vs Google Bard
ここでは筆者の独断で勝負に臨む4つの質問を用意しました。
1.ジブリの最新作は？（時事ネタ対決）
2.HTMLとCSSでポップなページを書いて！（技術対決）
3.NISAとiDeCoどっちがおすすめ？（相談対決）
4.ChatGPTとGoogle Bard、どちらが優れている？（特別対決）
さあ、いよいよ勝負開始です！！
対決1 ジブリの最新作は？
＼ChatGPTの回答／
私の知識のカットオフは2021年9月なので、2023年7月の最新情報にはアクセスできません。したがって、ジブリの最新作についての情報はお伝えできません。最新の情報を知りたい場合は、インターネットで最新のニュースや公式ウェブサイトをチェックすることをお勧めします。ジブリスタジオは通常、素晴らしいアニメーション作品を制作しており、新しい作品が発表されたら、多くのファンが楽しみにしています。
⇒数ヶ月前は色々な質問に対して存在しない架空の名前を回答していたChatGPTですが、直近では答えられない理由をきちんと教えてくれました。以前に比べて適当な回答が減った印象です。 質問には答えられないけれどスタジオジブリへのリスペクトを表現した回答でした。
＼Google Bardの回答／
スタジオジブリの最新作は、2023年7月14日に公開された「君たちはどう生きるか」です。この作品は、宮崎駿監督の10年ぶりの長編アニメーション作品です。
⇒簡潔に事実を教えてくれました。最近の情報もさらっと答えられちゃうのはすごい！
判定：Google Bard！
対決2 HTMLとCSSでポップなページを書いて！
＼ChatGPTの回答／
この例では、h1タグを使用して大文字の見出しを作成し、divタグを使用してアイコンを作成しています。アイコンは円形であり、背景色が明るく、テキストが中央に配置されています。さらに、アイコンにホバーすると拡大されるアニメーションがあります。また、アニメーションを使用してテキストの色が徐々に変化するように設定されています。
⇒画像だと伝わりませんが、ChatGPTの回答のとおり、A～Dのアルファベットの文字が緑から青、ピンクなどにアニメーション風に変化してくれる動作付き。 ベースとしてこのレベルのぺージを作ってくれるのはかなり助かります！
＼Google Bardの回答／
このページでは、明るい色合いと大胆なフォントを使用して、ポップな印象を演出しています。また、ヘッダー、コンテンツ、フッターの3つのセクションに分けてレイアウトすることで、視覚的な効果を高めています。
⇒これはなかなかのインパクト・・・深夜のテレビ放送終了後の画面を彷彿とさせるデザインですね。視覚的な効果は抜群すぎますが、求めているポップとは違うのが残念。とにかく原色系の色で目がつらいです。
判定：デザイン的なセンスはChatGPTに軍配！
対決3 NISAとiDeCoどっちがおすすめ？(30歳独身 年収500万 貯蓄100万の場合）
＼ChatGPTの回答／
例えば、あなたが将来のリタイアメントを見越して長期的な投資を計画する場合、iDeCoの利用が考えられます。一方、短期～中期的な投資を計画し、運用結果を柔軟に取り出せるようにしたい場合、NISAの利用が考えられます。なお、両方を利用することも可能です。
⇒状況に応じた選び方を教えてくれました！
＼Google Bardの回答／
30歳独身、年収500万円、貯蓄100万円の方は、iDeCoとNISAの両方に加入することもできます。ただし、iDeCoは原則60歳まで引き出すことができないため、老後の資金を貯めるために加入することをおすすめします。また、NISAは、いつでも引き出すことができるため、老後の資金以外の目的で投資をしたい場合に加入することをおすすめします。
⇒社内の前職生保営業経験者も太鼓判の回答！iDeCoとNISAのメリットとデメリットを分かりやすく教えてくれました。
判定：どちらもいいですが、回答としてはGoogle Bardの方がわかりやすかった！
ここまで3つの質問でChatGPTとGoogle Bardを比較してきましたが、総合的な結論はこちらです。
・情報系ならGoogle Bardがいい（かも？）
・プログラムなど技術系ならChatGPTの方が実用的（かも？）
※あくまで今回の比較結果（2023年7月時点）からアイフィスが独断で下した結論になります。
生成AIは常に進化していますので、ぜひ実際に皆さんも使って判断してみてくださいね。
では最後にお互いのことをどう評価しているのか、聞いてみましょう！
特別対決：ChatGPTとGoogle Bard、どちらが優れている？
＼ChatGPTの回答／
あなたが指定した場合のGoogle Bardについての詳細な情報は私の知識の範囲を超えています。これは私の最終的なトレーニング日が2021年9月までであるためです。 一般的にGoogleのAIモデルは、Googleの広範なデータセットと高度な機械学習技術を基に開発されています。したがって、どちらが優れているかは、特定の使用ケースや要件に大きく依存します。具体的な適用範囲や特定のニーズに対して最適なAIを選ぶことが重要です。
⇒2021年までの情報なのでGoogle Bardを知らないのは仕方ないですね。ただ、他社の生成AIに対しても優劣をつけることなく冷静な案内に徹したまさに大人の回答！
＼Google Bardの回答／
全体として、Google BardはChatGPTよりも優れた大規模な言語モデルです。Google Bardは、より創造的で有益なテキストを生成することができ、幅広い言語を理解して処理することができます。
⇒まだ試験運転中なのにこの自信満々っぷり！ ChatGPTの大人の回答と比較するとより面白いですね。
判定：ドロー。生成AIにも個性のようなものが感じられますね。今後の進化が楽しみです。