こんなこともやってるの！？アイフィスが陰で支えている人気の神ツールとは？

アイフィスでは、機関投資家等のプロへ向けた投資情報の提供だけでなく、個人向けオープンサイトの運営の他、個人投資家が利用するポータルサイトやネット証券会社向けにも様々なコンテンツを提供しています。

ネット証券会社のサイトやアプリに掲載されている業績に関するコンテンツの多くは、アイフィスが提供しているデータが使われているんですよ。

これらのサービスに共通するのは、ただのデータ提供だけでなく、難しい情報を分かりやすく伝え、更に使いやすさを追求している点です。

アイフィスのソリューションの強みは、データから、企画、開発、運営までワンストップで提供し、かつ小回りの利く対応ができる体制を持っていることです。
だからこそ、プロが満足するだけでなく、初心者でもすぐに活用できるアプリをお客様と一緒に作り上げることができるのです！

2017年10月に提供開始以降、個人投資家から幅広い支持を得て、幾多のバージョンアップにより今や「ファンダメンタルズ分析の最強ツール」「神ツール」と呼ばれるまでに成長しているのがマネックス証券の「銘柄スカウター」です。
一部のデータを除き、なんとアイフィスがデータを提供するとともに、コンテンツの開発、運営も請け負っているんですよ。

「銘柄スカウター」とは、マネックス証券の益嶋氏が全面監修をしているキラーコンテンツであり、口座会員向けに無料で提供している日本株分析ツールです。

ファンダメンタルズ分析（企業業績や財務内容に注目し今の株価は割高か？割安か？を分析する手法）に必要な情報を網羅するだけでなく、複雑な情報をグラフ等で可視化し、分析が苦手な人や時間がない人でも直感的に理解してもらえるよう様々な工夫がされているのが大きな特長です。

例えば以下のような情報もクリック一つで数値やグラフを見ながら指標を分析することができる、かなり高度なツールなんです。

これまで企業分析をするには、自分で必要な情報をエクセルに入力し各指標の計算式を立てグラフ化する必要があり、分析にかなりの時間を要していました。

ところが、「銘柄スカウター」の登場によってクリックするだけで簡単に各指標データのグラフ表示が可能となり、手間なく推移を可視化できるようになったのです。
従来までの個人で行っていた面倒な作業が不要となり、分析にかける時間が一気に短縮できるようになったことが、ユーザーから大きな人気が得られている理由です！

四半期ごとの業績もグラフで可視化！

では、この銘柄スカウターに一体どのような経緯でアイフィスが参画することになったのでしょう。担当者に誕生にまつわる裏話を聞きました。

「銘柄スカウター」の誕生から遡ること1年半。
アイフィスでは、前身となる「決算＆業績予想」というサービスをマネックス証券に提供していました。
そんなある日、マネックス証券の担当者である益嶋裕氏から、

「『決算＆業績予想』を大幅に発展させ、日本株投資の強力なサポート役となる新次元の銘柄分析ツールを作りたい」

という話をいただいたそうです。

益嶋氏が求めていたのは、これまでの個人投資家向けツールとは一線を画した圧倒的な情報量と分析機能を搭載し、かつユーザーがカスタマイズできる自由度の高いものにしようというもの。

まさに「新次元」の要望に、当初アイフィスの担当者は悩んだそうです。

実現するにはコストも時間もかかる。
そもそも一般の個人投資家に受け入れられるのだろうか？
情報が詳細で機能が難しくなるほど、ユーザーの幅が狭くなり稼働率が下がるんじゃ・・・
自由度が高くなればなるほど、逆にユーザーが使いこなすのが難しくなりそう。
見せ方やUIを相当工夫しなければ、幅広く使ってもらうのは難しいのでは？

課題は山積みでしたが、益嶋氏の熱い想いと、「投資環境におけるプロと個人投資家との情報格差をなくしたい」というアイフィスの理念とも一致し、共に作り上げるプロジェクトが発足したのです。

何度かの打ち合わせを経て新次元のツール作りに向けたプロジェクトが本格的にスタートしました。
プロが使っても満足でき、かつ分析が苦手な人でも使いやすいコンテンツ作りを目指して、徹底的に討論しアイデアを出し合ったそうです。

ついに2017年10月にサービスが始動。厳しい評価も覚悟していたユーザーの反応は、想像を超えるほどの好意的な声だったそうです。

銘柄の比較もこんなに簡単

この高い評価と今後への期待を追い風に、マネックス証券にて継続的なバージョンアップを行うことが決定し、アイフィスもそれを支える一員として現在も運営に携わっています。
そして、その後さらなる進化系として、「銘柄スカウター」の米国株と中国株版も追加リリースされました。

こうして公開するだけに留まらず継続的にバージョンアップを重ねてきたことで、現在に至るまでユーザーの評価もどんどんアップしているんですよ。

今回は投資情報系サービスの企画から開発、運営にまつわるお話をご紹介しました。

このようにアイフィスがプロジェクトに企画段階から参画し、今も継続して運営に携わることができているのは、
・ただ言われたシステムを開発して納める だけ
・必要なデータを提供する だけ
ではなく、それらのサービスの使われ方や、お客様の思いを実現するための開発スタイルをもって、スピーディーに、かつ柔軟にプロジェクトを推進することを得意としているからです。

特に、計画が立てにくかったり、新しいチャレンジ色が強いプロジェクトで我々の力が発揮できるかもしれません。
もしそのような思いをお持ちの場合は、お気軽にご相談くださいね。